【ダブル】メガネコケコ軸GACTスイッチ

旬の内容ではないが、「アマルガム」に寄稿して会員向けに配信された記事を載せてみる。

これ→ http://d.hatena.ne.jp/kei-chan-heart/20170219 の詳細解説。

有料で配信されたものを公開することになるが、一応アマルガム管理人のmasaさんからの了承は得ている。

このパーティの使用時期は2017年1〜2月頃、この記事を書いたのは2017年2月頃。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



☆はじめに

2017年2月4日に行われた「バトルロードグロリア 関東大会」で準優勝した構築を紹介する。

「こだわりメガネ」カプ・コケコとギガイアスを攻撃の軸とした構成で、「トリックルーム」を組み込んでいるため相手のS操作に対して柔軟に対応できる。
また、「どくどく」と「やどりぎのタネ」に「じこさいせい」や「たべのこし」を併せることで、時間をかけてじっくり追い詰めていく戦い方もできるようにしてある。



☆構築経緯

僕がこのルールでいちばん気に入っているポケモンである「たべのこし」テッカグヤと、その弱点をカバーするためのガブリアス、そしてテッカグヤの持つ耐性を生かせる「ボルトチェンジ」カプ・コケコの3匹から組み始めた。

ダブルバトルでスタンダード寄りのパーティなら『いかく』は余程のことがない限り必要だと考えているので、鋼対策も補強できる『いかく』要員のウインディを4匹目として採用した。

ここまでで採用を決めたのがテッカグヤガブリアス、カプ・コケコ、ウインディとなり、一見基本選出としてもよさそうなバランスのいい4匹にも見えるが、この4匹では相手の天候パーティや「おいかぜ」や「トリックルーム」に対抗できない。ここは残りの2匹で補強する必要がある。
また、相手の展開するS操作技に対応するために、こちらにもできればS操作技がほしい。

残りの2匹にほしい要素をまとめると、「天候パーティ対策」と「S操作対策」と「S操作」となったため、それらを満たせそうな「ポリゴン2+ギガイアス」がよいと考えた。
この2匹ならある程度の交代出し性能があり、単体性能も十分高い。
更に、やや手薄だったガブリアス対策もポリゴン2に「れいとうビーム」を覚えさせておくことで補強できる。
ポリゴン2ギガイアスはセットで選出すると強力だが、それぞれ単品で選出しても役割上は問題ないため、選出に制約ができてしまうこともない(実際にはセットで選出することがほとんどだったが)。

天候パーティ対策としてはキュウコンも考えたが、キュウコンは他の天候ポケモンと比べて素早さが高いため天候対策としてはあまり機能せず、「こだわりスカーフガブリアスに倒されるという問題点もあった。
また、交代出しできるほど耐久力も耐性も優秀ではないため、他の5匹とはやや足並みが合わず、イメージほど便利なポケモンではないと感じてこのパーティでの採用は諦めた。

カプ・コケコ
ウインディ
テッカグヤ
ガブリアス
ポリゴン2
ギガイアス

6匹を並べてみると、地面弱点が3匹いるのに対して地面耐性が1匹、水弱点が2匹いるのに対して水耐性が0匹となってしまった。
さすがにこれでは耐性面の穴が大きすぎるので、採用理由がやや曖昧なウインディの枠を見直すことも考えたが、ポリゴン2の優秀な耐久力のおかげで特定のタイプの攻撃が一貫しすぎて困るようなことはあまりないと思い、この6匹で組むことを決めた。

ポリゴン2の耐久力については今さら書くまでもないかもしれないが、実際に使用した個体の耐久力を数値にしてみると、「しんかのきせき」込みでH191-B165-D217となり、「格闘だけ等倍で、それ以外の全タイプ半減」と言っていいほどの数値があることがわかる。



☆個別解説


○カプ・コケコ
技:10まんボルトボルトチェンジマジカルシャインくさむすび
持ち物:こだわりメガネ
特性:エレキメイカ
性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:145-×-105-147-96-200

・調整は特になし。

ボルトチェンジ」による盤面操作が強力な「こだわりメガネ」持ちのカプ・コケコ。

飛行タイプ全般に強いため、「ジメンZ」を持たせたガブリアスととても相性がいい。
「こだわりメガネ」を持つことにより、耐久無振りウインディ程度の耐久のポケモンを「エレキフィールド」込みの「10まんボルト」1発で倒せるようになるなど、広範囲への大きな打点が期待できる。

ボルトチェンジ」はそこそこのダメージを与えつつ盤面操作と「エレキメイカー」の再利用ができる便利な技で、交代先として地面と毒を無効にできるテッカグヤを後発に置いておくと動かしやすい。
「与えたダメージ」が「受けたダメージ」を上回るサイクルを作り出せるこの技は、カプ・コケコが覚える攻撃技の中でとても採用優先度が高い技だと思っている。

マジカルシャイン」は削り性能が高い堅実な全体技だが、耐久無振りガブリアスを1発で倒せない程度の火力しかないため、終盤にこの技で制圧を狙う場合は、相手の場にダメージを蓄積させておく必要がある。

最後の枠は特にほしい技がなかったので、トリトドンに対して有効な技がウインディポリゴン2の「どくどく」くらいしかなかったことから「くさむすび」とした。
ギガイアス+トリトドンのような組み合わせに対して一貫するが、使う機会はとても少ない。
他の候補を挙げるとしたら「めざめるパワー氷or地面」か「しぜんのちから」あたりだろうか。

先発で使うことが多いが、終盤のフィニッシャーとしても使えるため、なるべく最後まで倒されないように立ち回りたい。



ウインディ
技:かえんほうしゃ、バークアウト、どくどく、まもる
持ち物:オボンのみ
特性:いかく
性格:おくびょう
努力値:244-0-0-0-84-180
実数値:196-×-100-120-111-151

・C161カプ・コケコの「こだわりメガネ」+「エレキフィールド」込みの「10まんボルト」耐え。
・『いかく』+「オボンのみ」込みでA182ガブリアスの「じしん」2発耐え。
・カプ・コケコと並べたときにD>B(『ダウンロード』対策)。
・準速S95族抜き+3。最速S85族抜き。

鋼対策はもちろんのこと、「バークアウト」と『いかく』によりパーティ全体の耐久力アップに貢献できるウインディ

パーティ内に物理が4匹になってしまうと相手の『いかく』に弱くなってしまうため、このウインディは特殊型にし、メイン技として「かえんほうしゃ」を採用した。

カプ・コケコやポリゴン2のような1つ1つの行動に重みがある味方をサポートすることに特化させるため、「バークアウト」を採用。
それに伴い、Sは最低限ほしいラインである準速カプ・テテフ抜きに少し足して最速カプ・レヒレ抜きまで上げた。
対策をほぼ切っているイーブイの「ナインエボルブースト」+「バトンタッチ」に対しても、『いかく』+「バークアウト」でAとCを下げることで最低限の抵抗ができる。

「おにび」ではなく「どくどく」を採用しているのは、相手のウインディに効くことと、ポリゴン2トリトドンのような回復技を使うポケモンを確実に崩せる点を評価したため。
また、「おにび」よりも少しだけ命中率が高い利点もある。
ウインディ自身は火力も攻撃範囲も足りないため、「どくどく」に頼る場面がかなり多い。

選出頻度は低めで、『いかく』は必要という固定観念で採用してしまったところもあるので、このポケモンが本当に必要なのかあらためて考える必要があるかもしれない。



テッカグヤ
技:ヘビーボンバー、ニトロチャージやどりぎのタネ、まもる
持ち物:たべのこし
特性:ビーストブースト
性格:ようき
努力値:36-148-4-0-68-252
実数値:177-140-124-×-130-124

・「ニトロチャージ」でH144-B152程度までのカミツルギを2発。

地面無効を始め、耐性面が貴重なテッカグヤ

カプ・コケコやガブリアスと相性がよく、「ボルトチェンジ」からの交代先として後発で選出することが多い。

役割上必要な「ヘビーボンバー」と、詰め手段として強力な「やどりぎのタネ」と「まもる」までは確定。

現在のテッカグヤカミツルギの使用率の高さを考えると炎技はほぼ必須であるため、最後の技は「ニトロチャージ」とした。
カミツルギを倒したいだけなら「かえんほうしゃ」でも問題ないが、追加効果の素早さアップで思わぬ勝ち筋を生み出すこともある「ニトロチャージ」のほうが総合的に見れば強いと判断した。
「ようき」最速テッカグヤは、素早さが1段階上がるだけで、最速キュウコンや最速ガブリアスはもちろん、最速エンニュート(S117族)まで抜くことができる。

耐久力はイメージほど高くないため、半減できる攻撃に対して繰り出した上で、しっかり「たべのこし」による回復を挟みながら戦いたい。

耐久面の数値はもう少しほしい場面もあり、特にC200カプ・テテフの「こだわりメガネ」+「10まんボルト」あたりまで確定で耐えるようにしておくと安心感があると思った(この配分だと乱数で倒される)。

なお、このテッカグヤは非エレキフィールド時にC147カプ・コケコの「いのちのたま」+「10まんボルト」を最高乱数以外耐える数値になっているが、カプ・テテフと組ませて使っていたときの調整であるため、このパーティではほぼ機能しない。

性格を「いじっぱり」にして、「ニトロチャージ」1発でH振りテッカグヤの「みがわり」を破壊できる配分にした個体(※)とどちらを使うか迷ったが、「みがわり」テッカグヤが減ってきたように感じたことや、「ニトロチャージ」1回で抜ける範囲が広いほうが役立つと判断したことから「ようき」を選んだ。
※実数値:193-154-124-×-126-101



ガブリアス
技:じしん、ドラゴンクロー、どくづき、まもる
持ち物:ジメンZ
特性:さめはだ
性格:ようき
努力値:0-92-0-0-164-252
実数値:183-162-115-×-126-169

・C161ライチュウの「いのちのたま」+「めざめるパワー氷」耐え。
・C178ドレディアの「リーフストームZ」耐え(最高乱数以外)。
・C182カプ・テテフの「ムーンフォース」耐え(最高乱数以外)。
・「耐久無振りガブリアスを確定1発調整」の特殊攻撃耐え(最高乱数以外)。
・カプ・コケコと並べたときにD>B。

一貫しやすい地面技が強力で、電気技ストッパーとしても重要なガブリアス

カプ・コケコやウインディと並べることが多いため、隣を巻き込まずに地面技を撃てるように「ジメンZ」を持たせた。

「じしんZ」の火力は『いかく』込みでもH振りウインディを余裕で倒せるほどで、地面技に求められる火力ラインを十分満たしている。

「じしん」、「どくづき」、「まもる」以外の技は意見が分かれるところだと思うが、「ジメンZ」消費後のことを考えると、そこそこの火力が出る単体攻撃技があると便利だと思い、「ドラゴンクロー」を採用した。
負け試合の中には「「いわなだれ」があればまだチャンス(ひるみ)があったのに……」という試合もあり、トータルで考えると「ドラゴンクロー」が役立って勝つ試合よりも、「いわなだれ」によって強引に勝ちを拾える試合のほうが多いのではないかとも感じた。

行動保証のためにDにかなりの努力値を割いており、不意の「めざめるパワー氷」などで倒されにくくしてある。

耐久調整で最高乱数を捨てているのは、Aを落としすぎると、カプ・コケコとの集中攻撃でポリゴン2を倒せる確率が下がったり、「じしん」+「いのちのたま」の反動ダメージ1回でカプ・コケコを倒せる確率が下がったりと攻撃面に不安が出るため。



ポリゴン2
技:れいとうビーム、どくどく、トリックルームじこさいせい
持ち物:しんかのきせき
特性:ダウンロード
性格:なまいき
努力値:244-0-0-132-132-0
実数値:191-×-110-142-145-58

・「れいとうビーム」で耐久無振りガブリアスを1発。

高い耐久力を生かした受け出しや「トリックルーム」によるS操作など、役割がとても多いポリゴン2

採用理由に「ガブリアス対策」と「S操作」があることから「れいとうビーム」と「トリックルーム」は確定。

ポリゴン2の強さの1つである詰ませ性能の高さを生かすための「じこさいせい」も確定として、最後の1枠は少し迷った。

ギガイアスの攻撃範囲を補完することに重点を置くなら、「10まんボルト」を覚えさせてカプ・レヒレテッカグヤへの打点を持たせるべきだ。
しかし、積み技や格闘タイプの高火力技などを採用していないこのパーティでは相手のポリゴン2や「リサイクル」カビゴンを崩すのにとても苦労しそうだったため、本構築では「どくどく」を優先した。
「どくどく」はすでにウインディが所持しているが、「相手の6匹にポリゴン2カビゴンがいたらウインディ選出確定」では選出が窮屈になりすぎるため、少なくともあと1匹はこれらに強いポケモンがほしかった。
これで「どくどく」持ちが2匹と「やどりぎのタネ」持ちが1匹になり、展開速度が遅めの相手に対する詰めの選択肢を増やすことができた。
カプ・レヒレや対テッカグヤに関しては、ギガイアスに「じゃくてんほけん」を持たせることで多少カバーできるようにしてある(後述)。

れいとうビーム」で耐久無振りガブリアスを倒せるCを確保し、残りはHDに回して手薄な水耐性を少しでもカバーできるようにした。
トリックルーム」を使うため、性格は「なまいき」で最遅にしたが、Sに下降補正をかけなくても特に問題はない。



ギガイアス
技:ストーンエッジいわなだれワイドガード、まもる
持ち物:じゃくてんほけん
特性:すなおこし
性格:ゆうかん
努力値:244-124-0-0-140-0
実数値:191-188-150-×-118-27

・「いわなだれ」でH195-B124までのテッカグヤの「みがわり」を確定破壊。
ポリゴン2と並べたときにD>B。

トリックルーム」下の主砲であり、トリパ対策や天候対策としても機能するギガイアス

耐久力が高く、「トリックルーム」下でなくとも動かせる場面が多いため、ポリゴン2とセットで選出しなくても活躍できる。

岩技の攻撃範囲がそこそこ広いことと、採用したい攻撃技があまり見当たらなかったことから、単体高火力技の「ストーンエッジ」と全体技の「いわなだれ」を両方覚えさせた。

ワイドガード」は普通は相手の行動を予想して使わないといけない技だが、マッチ戦では途中で相手の持ち物が判明することも多く、読みが絡まない状況で確実な守りに使えることもある(「こだわりスカーフ」を持っていることが判明しているガブリアスが「じしん」で固定している場面など)。

ギガイアスの持ち物では「イワZ」が最強だと考えているが、ガブリアスの「ジメンZ」はどうしても譲れない持ち物であるため、妥協案として「じゃくてんほけん」とした。
カプ・レヒレテッカグヤなど、「タイプ上は岩に対して有利だがギガイアスを1発では倒せず、岩技を等倍で受けるポケモン」に対してやや強くなり、ポリゴン2が「10まんボルト」を覚えていないのをある程度カバーできる。
また、Z技が「まもる」を貫通する点を利用して、少ないダメージで「じゃくてんほけん」の発動を狙う動きも、上手く決まれば強力な勝ち筋になり得る(ガブリアスの「じしんZ」に対して「まもる」を使い、貫通ダメージを耐えつつ「じゃくてんほけん」発動、など)。



☆選出と立ち回り

基本選出と呼べるものは特にないが、使用頻度が高かった組み合わせについて。



1
カプ・コケコ
ガブリアス
ポリゴン2
ギガイアス

先発はカプ・コケコ+ガブリアス、またはカプ・コケコ+ポリゴン2

バトルロードグロリア関東大会の日に最も多く使った選出。
攻撃的な2匹で場を荒らしてから「トリックルーム」+ギガイアスで制圧を狙う。
カプ・コケコとガブリアスの並びならその気になれば大抵の相手を倒しに行けるが、やはり優先して倒したいのは「ちょうはつ」を覚えていそうなポケモンや、ギガイアスに対して強いポケモンたちだ。

トリックルーム」が切れたときにカプ・コケコが生き残っていると最後の一押しがラクになるのでなるべく残しておきたいところだが、カプ・コケコからポリゴン2への交代は特に相性がいいワケではなく、ポリゴン2が大ダメージを負ってしまう可能性がある。
ポリゴン2が余計なダメージを受けて「トリックルーム」を張る余裕がなくなってしまっては本末転倒なので、場合によってはカプ・コケコを捨てる覚悟で動かして、「トリックルーム」中に決着をつける方針で戦うことも必要になる。



2
カプ・コケコ
ポリゴン2
テッカグヤ
ギガイアス

先発はカプ・コケコ+ポリゴン2

ポリゴン2を先発にすることで、相手のガブリアスに対して睨みをきかせつつ、初手から「トリックルーム」が選択肢に入るようにした選出。
相手に「ちょうはつ」を覚えていそうなポケモンがいないとき、または「ちょうはつ」要員をカプ・コケコで倒せそうな場合にはこの選出をすることが多い。

「放置できない高火力ポケモン」の存在は「このゆびとまれ」と似た効果を見込めると考えており、この選出はカプ・コケコが「放置できない高火力ポケモン」として相手の注意を引き付けることで、ポリゴン2の「トリックルーム」の成功率を上げる狙いもある。

1つ目の選出と同じく、「トリックルーム」が切れたときにカプ・コケコが生き残っていると最後の一押しがラクになるが、上記のように相手の注意を引き付けることも重要な仕事であるため、安易に「ボルトチェンジ」を撃たないほうが正解となる場面もある。

また、「トリックルーム」中にテッカグヤで「ニトロチャージ」を積み、「トリックルーム」が切れても先手を維持できるようにする動きも上手く決まれば強力な詰めの手になる。



3
カプ・コケコ
ガブリアス
ウインディ
テッカグヤ

先発はテッカグヤ以外の3匹から。

最初に採用を決めた4匹の組み合わせで、「トリックルーム」を狙わないスタンダードな選出。S操作が入っていなさそうで、遅いポケモンを単体で採用してトリパ対策しているようなパーティに対してはこの選出が戦いやすい。

他の選出と同じく、カプ・コケコの「ボルトチェンジ」で有利な盤面を作りながら相手を削っていき、終盤に再び登場した際に「10まんボルト」または「マジカルシャイン」で制圧することを目指して立ち回る。
また、こちらのテッカグヤにとって邪魔なポケモンを優先的に倒していくことで「やどりぎのタネ」による詰めも狙えるようになる。

マッチ戦の2戦目以降などで、「「ボルトチェンジ」でテッカグヤに交代」という動きが読まれる可能性があると思った場合は、初戦で「ボルトチェンジ」を撃ったのと同じ場面で今度は「10まんボルト」を撃つなど、立ち回りに変化をつけるのがいいかもしれない。



☆苦手な相手

カプ・レヒレミロカロスのような耐久力の高い水タイプはやや苦手だ。こちらには水耐性を持つポケモンがおらず、「トリックルーム」下のギガイアスでも制圧できないため、選出される可能性はかなり高い。

特にカプ・レヒレは『ミストフィールド』で『エレキフィールド』を上書きすることでカプ・コケコの「こだわりメガネ」+「10まんボルト」を耐えたり、ポリゴン2の「どくどく」を無効にしたりと倒すのに苦労する。
「カプ・コケコの「10まんボルト」+ギガイアスの「いわなだれ」で倒す」といったように複数の攻撃を組み合わせて倒すプランを立てておくと対処しやすくなる。

また、バルジーナのような序盤から終盤まで居座る寿命の長い「ちょうはつ」要員もやや苦手だ。
「ちょうはつ」を覚えていそうなポケモンは早めに倒してしまいたいところだが、耐久力が高い上に回復手段まで持っているとなかなか倒せず、ポリゴン2を出すチャンスを作りにくい。

特にバルジーナは「おいかぜ」も使えるため、「ポリゴン2を出しにくいから「トリックルーム」展開は諦めよう」というワケにもいかない場合が多い。
幸いバルジーナは「まもる」を覚えていない個体が多いので、集中攻撃を繰り返していればそのうち倒せるが、バルジーナに気を取られているうちに、隣にいることが多いカプ・テテフなどの攻撃で崩壊しないように気をつける必要がある。



☆総括

「苦手な相手」に書いたとおりまだまだ欠点もあるが、全体的に言えば「トリックルーム」に頼りすぎることなく柔軟に戦えるマッチ戦向きのいいパーティに仕上がった。

「こだわりメガネ」カプ・コケコや「ニトロチャージテッカグヤや「トリックルーム」+ギガイアス等、このパーティの中で特に強いパーツを抜き出して自分のパーティに組み込んでみるだけでもいいので、ぜひ一度使ってみてほしい。



最後に、このパーティの主な戦術をまとめておく。

1.カプ・コケコの「ボルトチェンジ」で盤面操作をしながら「与えたダメージ>受けたダメージ」のサイクルを作り出し、ダメージレースを有利に進めつつ終盤にカプ・コケコを再登場させて制圧する。

2.「トリックルーム」下でギガイアスポリゴン2を並べて制圧する。

3.守りに重点を置いた行動を取りつつ、「どくどく」と「やどりぎのタネ」をダメージソースにしてじっくり詰める。



終わり。



QRレンタルチームURL

https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-221B-46BA



筆者:柚樹(ゆずき)
Twitter:@Yuzuki_Politoed